- 材料
-
- 桔梗
- 雪柳
- 黒い小鉢(花器)
- かご
- 剣山
- はさみ


思いのほか繊細なすらりとした茎にポッと咲いた感じが可憐な印象の桔梗(ききょう)。秋風を思わせる花は茎が細いので、小さな花器にそのまま投入花として生けてもいいのですが、今回はかごに小さな落としとして小鉢を合わせてまとめてみました。竹で作られたかごは料理を入れたり、花器に使ったりとさまざまな使い方ができます。それだけで日本らしい雰囲気になるのでぜひ多用してみたいものです。桔梗は何種類もの花や葉と合わせるより、1〜2種類の合わせにすると秋らしい風情が出ます。合いやすいのは、やはり薄(すすき)や柳(やなぎ)、吾亦紅(われもこう)といった和のもの。日本では古くから庭に植えられていたという秋の和花、桔梗を楽しんでみてください。

今回はかごを使って和の雰囲気の演出です。白竹ではなく塗りのかごを用いるとシックな印象で秋の雰囲気がより醸し出せます。今回は平たいかごなので、剣山を使って形を整えます。細いものをいける時には、小さな剣山を使い、重石としてもう一つ剣山を組み合わせると安定します。
バランスが難しいといわれるいけ花ですが、上中下に強弱をつけて、背の高いもの、中間、根元(8:4:2)にいけるとバランスがとれます。また、花が下を向かず、自然と上を向くようにいけると生き生きとした感じでいけられます。

剣山が動かないよう、また花器を傷つけないようフローラルテープを引っぱりながら巻く。

剣山をおいたら、もう一つ剣山を重ねて安定させ、水を入れる。


いちばん長い柳を後ろに、手前には桔梗を順番に、いちばん短いものは思い切って根元にいけるのがコツです。